三ノ塔

さんのとう(1204m)


三ノ塔は、塔ノ岳表尾根の数あるピークの中の一つですが、展望は素晴らしい。
山頂は広くベンチもあるので、富士山を見たい時にはちょっと便利で好きな山です。


2007.2.11(日) 大倉牛首三ノ塔二ノ塔ヤビツ峠蓑毛
快晴 08:05着
 08:10発
09:20
09:30
10:50
11:35
11:50
11:55
13:15
13:55
14:55着
15:00発



連休は快晴の予報。なのにイマイチ気力が出ない。でも、山の上からきれいな富士山を見たいなあと思い、とりあえず三ノ塔へ向けて出発しました。

冬季凍結のためヤビツ峠までバスが運行しない時、三ノ塔へ行くにはいつも蓑毛や大倉から登っていました。今年は暖冬で、この時期になっても珍しく雪がなくバスもまだヤビツ峠まで運行していると思いますが、連休なので静かな三ノ塔尾根を登ることにしました。この尾根を登るのは3度目です。


風の吊り橋
【風の吊り橋】

渋沢駅7:50発の大倉行きは、ほぼ満員。降りた登山者のほとんどが大倉尾根へ向かい、あとは西山林道へ。

風の吊り橋を渡る人はいませんでした。左に見えているのが三ノ塔と二ノ塔です。


橋を渡り上の車道から道標に従い左の林道へ入ります。この先、地図では林道が一本道でカーブしているようになっていますが、実際の林道は二手に分かれるので右へ上って行きます。カーブの先で林道と別れ、左の登山道へ入りました。

植林に雑木が入り混じった尾根道で、特に特徴はないけれど静かな道です。緩やかに登って行くと尾根が広がり、平らなピークに出ます。

この先ちょっと下ったところは少し伐採されていて、やや明るいのでそこで休憩。


平らなピーク
【平らなピーク】
ベンチ
【唯一のベンチ】

更に下るとゲートのある林道に合流して(牛首)、向かいの登山道から登りますが、この先からは植林が多くなります。

はじめは緩やかで、途中にこのルート唯一のベンチがあります。

やがて左が自然林になるとそろそろ急登が始まります。左手には、冬枯れの木々の間から富士山の頭が見えてきました。

急登
【急登始まり】

この上はかなりの急登。植林の中の苦しい登りで、見上げるような傾斜のところもあります。やがて溝状の道になると二ノ塔からの一般ルートに合流し、すぐに山頂です。


三ノ塔
【三ノ塔 山頂】

三ノ塔の山頂に着きました。
富士山がきれいで、よかった。
すっきりきれいな富士山を見るのは、今年になって初めてです。

三ノ塔は表尾根の1ピークに過ぎませんが、きりっとした冬晴れの日には伊豆の島々まで見ることができ、展望は素晴らしい山です。


広い山頂からは塔ノ岳全体の眺めが良く、表尾根と大倉尾根がよく見渡せます。
烏尾山荘、カイサク小屋、尊仏山荘、花立山荘など丹沢一の人気コースが一望できます。
鍋割山稜の奥、富士山の手前に見えるのは、去年登った檜岳山稜のようです。

三ノ塔から見る表尾根
【三ノ塔から見る表尾根と大倉尾根】

今日は快晴ですが、風が強く寒い。明日は風も穏やかになるという予報だったので、小屋泊まりも考えてあれこれ用意して来たけれど、やっぱりイマイチ気力が出ない。雪がないからかな~  寒いからかな~今日はもう下山することにしよう。

三ノ塔だけで下るのは何年振りかしら。
大山も二ノ塔もまだ明るい日差しの中です。


大山と二ノ塔
【大山と二ノ塔】
富士山
【二ノ塔直下から見る富士山】

二ノ塔直下から見る富士山もきれいで、しばらく眺めていました。

いつもの年なら、ドロドロにぬかるんでいる二ノ塔ですが、今年はそれほどでもありません。

ここから見る三ノ塔は段々道が見えてちょっと大変そう。初めて来た時には、エーッ!と思いましたが登ってしまえばすぐです。

二ノ塔
【二ノ塔】
大山
【陽光の中の大山】

二ノ塔からの下りは正面に大山を見ながらの急下り。春のような明るい陽光に、木々の芽もほんのり色づいたような雰囲気で、本当にこのまま春になってしまいそうです。寒いのは苦手ですが、雪がないまま春になってしまうのも、なにやら淋しく複雑。


富士見山荘に出て、ここからは車道歩き。この時期、早朝は日陰でアイスバーンになっていてソロソロと歩く事の多い車道ですが、今日はなんの心配もない道で何やら眠くなってきました。

ヤビツ峠に着きました。今日は短い行程だったので蓑毛まで歩く予定ですが、バスの時刻表を見ると、一昨年の秋よりずっと本数が増えていてびっくりしました。

注意: 休日ダイヤ17:41は12月1日~3月31日冬季期間運休になっています。


ヤビツ峠
【ヤビツ峠 時刻表】

まだ日が高いので、このまま帰るのも気が進まない。コーヒーでも飲んでからにしようと、ヤビツ山荘すぐ上の草地ベンチでコーヒータイム。ボーっとしていたら本当に眠くなってきました。そういえば最近、寝不足が続いている。ベンチの上で横になり、暫しうたた寝。

そろそろ下山、蓑毛へ下ります。この道は何度も歩いている道です。沢音が聞こえてきて木橋を渡ると、「名水100選」がある沢に出ます。降水量が少ないので、沢の水も少なめ。コンクリート道を真っ直ぐ下って行けば、蓑毛バス停に突き当たります。


今日は三ノ塔だけでしたが、きれいな富士山は見ることができたので、今日はそれでよしとしましょう。風は冷たかったけれど、日差しはすっかり春でした。



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