長池~木戸池・笠ヶ岳

かさがたけ(2075m)
平成30年10月7日~8日

岩菅山リベンジの予定で来た志賀高原でしたが、またもやガスで断念。
しかたなく笠ヶ岳へ変更し、熊の湯まで点在する池を巡りながら向かうことにしました。


2018.10.8
(祝)
 大沼池
入口BS
長池田ノ原
湿原
木戸池熊の湯
スキー場
笠ヶ岳
登山口
笠岳峠笠ヶ岳熊の湯
ゲレンデ
木戸池
曇り
のち晴れ
 07:30着
 07:35発
08:35
08:45
09:30
09:45
10:00
10:20
11:05
11:20
11:3512:30
12:35
13:00
13:30
15:00
15:10
15:45着
15:52発


朝の高天ヶ原は、相変わらずガスで真っ白。 晴天予報はどこへ行ったのでしょう。
高天ヶ原の紅葉を愛でながら行ったり来たりウロウロと思案していましたが、仕方なく諦めました。
7:16発バスで大沼池BS下車。長池入口が分かりにくいけど駐車場の車の隙間に道標がありました。

長池入口
【大沼池駐車場の長池入口 陰に道標あり】

【黄葉の道】

紅葉を見ながら樹林帯をクネクネ進んで行くと、ジャイアントスキー場のゲレンデに下り立ちました。
横のダケカンバ林の黄葉や紅葉が素晴らしくきれいで、後ろから来たご夫妻と感動しながら鑑賞。


【長池へ】

【写真より、ずっと鮮やかな黄色の森 (拡大)】

ゲレンデ上部まで上がり、振り返れば雲の下にかろうじて発哺温泉も見えています。


【スキー場から振り返る発哺温泉 (拡大)】

【長池へ】

黄葉紅葉の続く樹林帯を進んで行くと信州大学自然教育園に出たので、長池湿原へ下りました。

信州大学自然教育園
【信州大学自然教育園】
長池湿原
【長池湿原へ】

湿原から右へ、クロベの大木など愛でながら畔を進めば、名前通り長い池です。
殆ど風のない水面には木々の黄葉が映り込み、絵画のような風情で何度も立ち止まってしまいます。


【クロベ大木】
長池
【長池 (拡大)】

シラビソやコメツガに混じってクロベも多く、少し先には「上の小池」と「三角池」がありました。


【クロベ多い】
三角池
【三角池 (拡大)】

車道を横断すると田ノ原湿原。黄葉のダケカンバが広がる湿原に木道が敷かれています。

田ノ原湿原
【田ノ原湿原 (拡大)】

わずかに光が差すとそこだけ黄色が鮮やかに浮かび、素晴らしい光景に感動でしたが、写真では・・・


【黄葉のダケカンバが美しい (拡大)】
田ノ原湿原
【振り返る田ノ原湿原 (拡大)】

少しずつ青空が広がってきて、昨日来た木戸池に到着しました。

木戸池
【木戸池 (拡大)】
木戸池
【木戸池 (拡大)】

ダケカンバの白い幹が映る水面をカルガモ親子が散歩中。青空が随分広がって来たので、うれしい~!


【カルガモ (拡大)】

【木戸池温泉ホテル (拡大)】

再び昨日の分岐に来て、今日は右へ進みました。向こうに見えている山が笠ヶ岳のようです。


【ひょうたん池⇔熊の湯 分岐】
笠ヶ岳
【あの山が笠ヶ岳かな】

ダケカンバの黄葉がきれいな平坦な道は誰にも会わない静かな道。車道沿いも紅葉がきれいでした。


【黄葉の笹道を熊の湯へ】

【沿道の紅葉】

熊の湯ホテルの奥のゲレンデへ。 登山口への案内図はあるのですが、何とも分かりにくい。
スタッフに聞けば、右の2本のリフトの間から登り、左のリフトの中間降り場から右へ入るとのこと。


【熊の湯ホテル 奥のゲレンデへ】

【笠岳登山道案内図(拡大)リフト沿いへ】

あの中間降り場まで行くと、ようやく道標が立っていました。右の笠ヶ岳登山口へ。


【中間降り場の右端に登山口】

【道標から右へ】

山頂部が岩の絶壁のような笠ヶ岳を眺めつつ、樹林帯の水平道を進みます。
笠岳峠近くのパイプ桟橋は見晴しが良く、あちらの山並みも楽しそうです。


【笠ヶ岳見つつ】

【パイプ桟橋から見る坊寺山】

尾根を回り込むと、笠岳峠が見えてきました。しばし休憩し、いざ笠ヶ岳へ。

笠岳峠
【笠岳峠 峠の茶屋】
志賀笠ヶ岳
【笠ヶ岳へ】

姿から分かるように急登続き。ずっと階段が続くので時々休んで、眺望タイムです。


【急な階段が続く】

【振り返る笠岳峠】

直下の僅かな岩場を越えれば山頂で、石祠が祀られているので、ご挨拶。
岩頭から下を覗くと、素晴らしい紅葉のモザイクが広がっていて嬉しくなりました。

志賀笠ヶ岳 山頂
【笠ヶ岳 山頂】

【岩頭下の紅葉が素晴らしい! (拡大)】

光の当たる所は鮮やかな赤・黄・橙・緑が広がっていて、ほんとうにきれいです♪
危なくない岩の上で、ゆっくり景色を眺めながら、ちょっと遅めのお昼にしました。


【笠ヶ岳から俯瞰(拡大)】

また急階段を下って笠岳峠へ戻り、更に熊の湯へ向けて、来た道を戻ります。
熊の湯スキー場に出た所でティータイム。昼前は明るかったゲレンデはもう翳っていました。


【黄葉紅葉見上げつつ 熊の湯へ戻る】

【熊の湯スキー場】

時間があるので木戸池まで戻り、木戸池からバスで湯田中駅へ向かおうと思います。
この道は紅葉やダケカンバ黄葉が素晴らしかったので、帰りも楽しく歩けました。


【木戸池へ】
黄葉ダケカンバ
【黄葉ダケカンバが続く(拡大)】

池の点在する標高がちょうど紅葉の盛りだったのでどこも鮮やかでしたが、贅沢を言えばもう少し青空が欲しかった。岩菅山へ行けなかったのは残念でしたが、志賀高原の紅葉がこんなに素晴らしいとは知らなかったので、どこも感動でした。特にダケカンバの黄葉は素晴らしく鮮やかで、周りの皆さんも感激されていましたが、写真の色は大違いでガッカリ。でも志賀高原は天気次第で色々なコースに変更できるので、山歩きが出来なくなってもいっぱい楽しめそうな山域でした。




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