京塚山・鶴島&名倉金剛山・高倉山

きょうづかやま(337m)・つるしま(491m)&なくら(456m)こんごうさん・たかくらやま(378m)

藤野駅の里山、京塚山・鶴島&名倉金剛山・高倉山・一本松山の山々を巡ってきました。
標高300m~500mの広葉樹林の多い山域で、青空の下きれいな黄葉があちこちで輝いていました。


2019.12.4
(水)
 藤野駅緑の
ラブレター
京塚山遊歩道
入口
葛原神社鶴島
金剛山
名倉
金剛山
高倉山一本松山藤野駅
快晴  09:05着
 09:15発
09:55
10:00
10:40
10:50
11:3011:45
12:00
12:45
13:15
13:35
13:50
14:30
14:35
15:35
15:45
16:15着
16:44発


山と花が好きないつもの高齢者メンバー山花隊(勝手に命名)で、もみじ山行に藤野駅から歩ける「藤野・なぐら地区てくてくまっぷ」の山々を巡ることにしました。藤野駅観光案内所にマップがありますが、高倉山の東にある見晴し台からフラワーガーデンの区間は、まだ通行禁止が続いているようです。


まずはあの白い弁天橋を渡り、左上の「緑のラブレター」へ寄って京塚山へ向かうことにします。

「緑のラブレター」高倉山~金剛山
【「緑のラブレター」高倉山~金剛山(拡大)】

【弁天橋から】

弁天橋を渡り、左へ住宅地を回り込んでA22へ向かうと、足元には絨毯のような真っ赤なモミジ。
気持ちのいい広葉樹林に入り、道標に従って登って行くと、愛の鐘が下がる小ピークに上がりました。
裏から見る「緑のラブレター」はいかにも楽屋裏ですけど、藤野駅の北の山々など見晴しはいいです。


【A21からA23へ(拡大)】

【「緑のラブレター」から】

A26から京塚山へ向かうと、周辺は明るい黄葉がいっぱいの林になりました。

京塚山へ
【A26から京塚山へ (拡大)】

【輝く黄葉 (拡大)】

名倉グラウンドを見下ろす縁からは、奥に日連(ひづれ)金剛山が見えています。
足元に広がる黄葉カエデは赤くなる途中で散ってしまったのでしょうか、でもちょっと素敵な雰囲気。


【名倉グラウンド 奥に日連金剛山】

【黄葉カエデ いろいろ落ち葉 (拡大)】

ここの樹林帯のカエデは殆どが黄色だけれど、キラキラに輝いています。
足元には赤い実が落ちていて、木々を見上げたり撮影したり、しばし樹木同定タイム。


【キラキラ黄葉 (拡大)】

【何の実かな~】


トキリマメ

ウラジロノキ

マメガキ

クマシデ?

京塚山の山頂にはテーブルベンチがありました。木々の間から南東方面の山々が見えています。

京塚山 山頂
【京塚山 山頂 (拡大)】

【日連金剛山】

京塚山の先はきれいな黄葉が続き、太陽サンサン落ち葉カサカサ、楽しい道が続きます。


【黄葉キラキラ (拡大)】

【黄葉のきれいな道】

今日は観察するものいっぱいなので古峯山はパス。一本松山も今は取りあえずパスして進みました。


【ニコニコの散策路】
一本松山分岐
【A12 一本松山分岐】


ダンコウバイ

マルバウツギ

アオハダ

ハリギリ?

一般コースの散策路はここまでで、「芸術の道」の車道へ下りて葛原神社へ向かいます。
途中には「包丁岩」や、高倉山山腹の「山の目」が見える所がありました。

包丁岩
【包丁岩 (拡大)】
山の目
【高倉山の中に「山の目」 (拡大)】

葛原(とづらはら)神社でご挨拶。車道歩きの後は左に見えている金剛山の山稜へ向かいます。
神社広場のモミジは今年もきれいな赤に色づいてキラキラ。そして今日も権現山がすっきりです。

葛原(とづらはら)神社
【葛原神社もみじ見上げ(拡大)、 あの山稜へ】
葛原(とづらはら)神社
【権現山方面 (拡大)】

神社から農道を進み、B01から登山道。後半はトタン塀沿いの急登になり尾根の県境に出ました。
名倉金剛山は左ですが、今日は右の鶴島金剛山へもピストンで寄ってみることにします。
ヤセ尾根もあるしっかりした登山道で、小ピークを越えて進むと、直下はロープのある急登でした。


【B03県境  神奈川県⇔山梨県】
鶴島金剛山へ
【直下はロープ急登】

山梨県の鶴島金剛山に着きました。狭い山頂ですが、ここは素晴らしい眺めです。
西に鶴島御前山や小金沢連嶺が見え、北に権現山・三頭山~笹尾根~陣馬山、南には丹沢の山々。
おしゃべりしつつ景色眺めつつランチ。今日のデザート、りんごの次は3人続いて富有柿が出て大笑い。

鶴島金剛山
【鶴島金剛山 山頂】

【権現山 三頭山~笹尾根~生籐山(拡大)】

午後はロープ急坂を慎重に下り、県境に戻って名倉金剛山へ向かいます。


【B03 県境を振り返る】
名倉金剛山へ
【フェンス沿いを名倉金剛山へ】

名倉金剛山も狭く南側がわずかに開けているだけですが、少し下ればベンチのある見晴し台があります。


【蛭ヶ岳・檜洞丸・大室山 (拡大)】

【名倉金剛山 山頂】

見晴し台を過ぎると滑りやすい急下りになり、途中には季節外れのヤマツツジが咲いていました。


【急下り】
名倉金剛山入口
【B05 名倉金剛山入口】

車道に出て少し下ると高倉山入口で、5年前はなかった警告板が設置してありました。
今年の台風で状況が更に悪化したのでしょうか、「立入り禁止」と強調されています。

高倉山入口
【高倉山見晴し台から先は立入禁止(拡大)】

【登り返しも急坂】

短い急登で高倉見晴しベンチですが、今は木々が伸びてあまり見晴しはありません。
「山の目」楽屋裏を見下ろし、右の高みに上がると高倉山の山頂で新しく山名札が立っていました。
このまま東へ進み、見晴し台周辺の紅葉を眺めて下りたいけれど、立入禁止になっているので断念。

高倉見晴し
【高倉見晴し】
高倉山山頂
【高倉山山頂  山名札が設置された!】


ヤマモミジ?

ウリハダカエデ

?カエデ?

ウリカエデ

葛原分岐まで戻り、右の道へ入りましたが、こちらはちょっと荒れている雰囲気です。
マップコースとはいえ、余り歩かれている様子はない。でも道形はあるので進んでみると・・・

葛原分岐
【B08 葛原分岐 右へ】

【道形はあるけど・・・】

水道施設の脇に出ました。B07の道標はありますが、こちらから入る場合は躊躇しそうです。
正面にはきれいな黄葉の尾根。どこかと思ったら今日歩いた京塚山で、皆さんと「きれいだったネ~」

高倉山入口
【B07 高倉山入口】

【京塚山  後方に生籐山~陣馬山(拡大)】

太陽が傾いてきたので夕陽の差す西側の明るい車道歩きで駅へ戻る予定でしたが、途中で気が変わり
往きでパスした一本松山経由で駅へ。山頂は見晴しもないけれど、やっぱり登山道の方がいいですね。


【A06 車道から一本松山へ】
一本松山 山頂
【一本松山 山頂】


藤野駅の里山は幾つか歩きましたが、駅の南側の山は全体に広葉樹林が多く気持ちのいい山域でした。特に京塚山は黄葉が続くなだらかな散策路で、老後のウォーキングコース候補になりました。今日は終日快晴。黄葉も輝き、あれこれおしゃべりしながら歩けた楽しい秋の一日でした。

コース参照:2014年11月 高倉山・名倉金剛山



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★ palletさん    :「そらいろのパレット」
★ ゆきさん    :「ぽつぽつ山レポ、ときどき休み、ところにより道草」
★ はなねこさん  :「はなねこ山」




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