あずさ号の車窓から見る峰々。　　やはり今年は雪も少ない。

冬期のバスは土日限定。茅野駅9：20発で渋ノ湯着。身支度し、登山届を出してスタートしました。
最初の急登は雪面も凍結していましたが、勾配が緩んだ辺りから雪道になり楽しく八方台分岐に到着。

標高が上がると霧氷が現れ、やがて向こうに真っ白な山肌が見えてきて、ワクワクルンルン。

天狗の奥庭の斜面に出ました。真っ白で思わず、歓声～♪　すぐ先が黒百合ヒュッテです。

部屋は16:30に決まるとの事。サブザックに昼食を入れて天狗の奥庭へ向かいましたが、
スノーシューのトレースしかなく、つぼ足では何度も腿近くまで踏み抜きヨロヨロ。残念だけど断念。

テント場近くで真っ白な木々を眺めながら昼食を済ませ、明日行く予定だった中山展望台へ。

中山峠で天狗岳への道をちょっと確認して、展望台へ向かいます。

中山へもエビのシッポで真っ白な並木道。時々風が吹いて、飛んでしまうのがもったいない。

何度も天狗岳を振り返りつつ、短い登りで中山へ。

中山の山頂は登山道の途中にあり、標柱がなければ気づかず通り過ぎてしまいそうな山頂です。

樹林帯から一気に開ける中山展望台。なんと！雪いっぱいをまとった立派な樹氷になっています！

なんて素晴らしいんでしょう～♪

大昔に行った蔵王の、ミニチュア樹氷原。

どれを見ても楽しい造形。　自然の神は偉大な芸術家。

寒さに耐えて楽しく眺めていたけれど、部屋割りの時間もあるので、そろそろ戻りましょう。
往きは気づかなかったけど、けっこう崖近くを歩く所もあるので注意しつつ下りました。

樹林帯を抜け、見えてきた天狗岳。北面にガスが吹き付けているので、明日もきっと霧氷がきれ～い♪

ヒュッテに戻って来ました。今日は60名くらいで1人1枚の部屋割り。
小屋はとても暖かく、皆さんとおしゃべりしながら夕食も美味しくいただきました。
就寝前、夜空には星が煌めき明日の天気も期待出来そうで、感謝の一日が終えました。