秦野駅から川沿いの散策路や車道を進み、登山口から所々の紅葉見つつ浅間山へ急登。

最初のピーク浅間山からは富士山が見えますが、今年は本当に雪が少ないですね～

道路を横断して、次の権現山へは階段の急登。展望台周辺のモミジがきれいに色づいています。

権現山の展望台からは相模湾や渋沢丘陵、箱根の山々や富士山、丹沢や大山など、今日はきれい。
穏やかな晴天のもみじ狩り日和。平日とはいえ、これほど人がいないのは寂しいですね。

権現山から弘法山への遊歩道にはモミジが植栽されていて、ちょうど見頃。鮮やかに染まっています。

弘法山のモミジは赤や黄緑など日当たり具合で様々。お大師さまにコロナの早い収束を祈ってお参り。
明るい南側の階段は東海大学駅への道で、鶴巻温泉方面へは釈迦堂の裏から階段を下ります。

めんようの里への道からも富士山や丹沢が一望。これから向かう高取山の白い電波塔が見えていました。

高取山へは途中の分岐から左へ下り、御夜燈のある所から善波峠へ下り、念仏山へ向かいます。
善波峠は江戸時代の矢倉沢往還が通る峠で、大山街道とも呼ばれた大山への参詣道の一つ。
善波峠には廃仏毀釈の影響と思われる首のない石仏が安置。代わりの石が頭に置かれています。

善波峠からは、ようやく登山道らしい道になり、所々の紅葉や黄葉を見上げながら登って行きます。

念仏山の山頂には珍しく先客さんが一人いました。奥のお地蔵さまにもご挨拶してきます。
昼食後はどうしようか迷ったけれど、青空が続きそうなので聖峰まで行くことにしました。

高取山へは常緑樹が多く、454ｍピークは巻きますが、木の根やザレ岩の短い急登が続きます。

急登の先に聖峰分岐があり、後でここから右へ下りますが、今は左の高取山山頂へ。
電波塔のある高取山。北側が少し伐採されて大山が見えるようになっていました。下社も見えます。

聖峰分岐に引き返し、この先は転げ落ちそうな急下り。尾根先端の植林が聖峰で東側が開けています。

一気に標高を落とした所にあったお気に入りのベンチは、とうとう脚が朽ちていました。

緩やかな尾根道になり、周辺は黄葉もきれい。あちこち見上げながら進んで行きます。

先端の小さな植林を抜けると聖峰の山頂広場で、苔むした石仏が並ぶお堂にお参りします。
周辺には桜の木が沢山あるので花の頃に来ようと思いつつ、来年こそは来れるといいのですが・・・

東側が大きく開け、スカイツリーから房総半島、伊豆半島や大島・利島まで見えるようです。

ここからもジグザグ急下り。黄葉のきれいな雑木林から鹿柵を抜ければ、間もなく登山口です。

登山口からみかん畑の中の舗装道路を進むと所々に即売所があるので、いつものごとくみかん購入。

鶴巻温泉駅へ向かう途中にある、いせはら塔の山緑地公園。今日はちょっと寄って行きます。
東側は陰ってしまったけれど展望広場があり、塔の山山頂広場からは大山が望めます。

西側には森の小径もあり、ここから西口へ下りることも出来て、後はひたすら鶴巻温泉駅へ。