遠見尾根 中遠見山

なかとうみやま(2037m)

去年のリベンジ、小遠見山。行きたいと思いつつも、何度も延長される緊急事態宣言。
当然ながら感染の下げ止まりが続いているので、21日以降もどうなることやら・・・


2021.3.10-11
(水-木)
 白馬駅大出
公園
 //  地蔵ノ頭
 リフト駅
一ノ背髪小遠見中遠見二ノ背髪地蔵ノ頭アルプス平
晴 - 快晴  11:55着
 12:05発
12:35
14:30
08:45着
08:55発
09:45
09:55
10:20
10:30
10:55
11:55
12:3013:10
13:20
13:50着
14:00発


コロナウイルスは煙草の煙の10分の1くらいの粒子らしいので、換気が充分でなければエアロゾルは長時間浮遊していることになる。医療には素人ですが、屋内ではある意味、空気感染するようなものではないかと思うので、鼻マスクや煙草の匂いが分かるようなマスクの付け方では意味がないように思います。

元来、お酒も飲めない役立たず。夜の街どころか、昼の隣街すら自粛になった今年は2回しか出かけてなくて、ふだんは近所の買い物や雑木林、いつもの枡形山や弘法山周辺を徘徊するだけ。他県の方の雪山レポを見るたびに、ただただ悲しくなるばかりでしたが、KAZUさんの「遠見尾根、行きましょう!」のメールに、いいのかなあ・・・と躊躇するものの嬉しくなりました。たぶん99%は感染していないと思うので、申し訳ないけれど遠出させていただくことにします。 長野県民さん、ごめんなさい。



空席だらけのあずさ5号。今日は宿へ行くだけなので、また大出公園で白い山々を眺めることにします。
所々に雪が残る畑の中の「詩の小径」を進んでいくと、国道の橋から大出吊橋が見えてきました。

「詩の小径」
【木流川沿いの遊歩道】
白馬大出公園
【白馬大出公園へ】

公園内を散策。フキノトウが顔を出し、フクジュソウも所々で群生しています。

大出吊橋
【大出吊橋 (拡大)】
フクジュソウ群生
【フクジュソウ群生 (拡大)】

林の中の展望ベンチ。夏は霞んでいた白馬鑓・杓子岳・白馬岳・小蓮華岳がきれいに見えています。
ゆっくりお昼にしたり、コーヒー飲みながら白い山々を眺めて、また「詩の小径」を戻りました。


【展望ベンチ】
白馬大出公園
【八方尾根~白馬連山 (拡大)】

白馬駅には卒業生へのメッセージが掲示されていました。駅員さんの温かな心遣いにほっこりします。
神城駅まで戻り、今日の宿「ロッヂ五竜」へ。ゲレンデの隣、アットホームで、感じのいい宿です。

白馬駅「卒業生へ」
【白馬駅「卒業生へ」 (拡大)】
ロッヂ五竜
【ロッヂ五竜  夕食】

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★  3月11日  ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
 


朝食後、車のKAZUさんと合流しテレキャビンへ。アルプス平で降りると素晴らしい景色に感動です!
今日の青空に感謝しつつ、今日はほかの皆さん同様、地蔵ノ頭へはリフトで行くことにしました。


【アルプス展望リフトへ】
地蔵ノ頭へ
【「地蔵ノ頭」直下まで】

今日は風もなく穏やかな快晴。アイゼン装着して、地蔵ノ頭の下からスタートです。
今年はボコボコトレースではないので去年より歩きやすいけれど、やはりここが一番の急登でした。


【スタート】

【ダケカンバ帯の急登】

抜けるような青空の下、本当に気持ちのいいスノーハイク。八方尾根も賑わっているでしょうね。

一ノ背髪へ
【一ノ背髪へ】
八方尾根
【八方尾根 (拡大)】

積雪量は去年より多いようで、道標が埋もれていました。今日の武田菱は雪煙もなく、すっきり。

「一ノ背髪」道標
【「一ノ背髪」道標】
武田菱
【武田菱 (拡大)】

去年は何度も耐風姿勢をとりながら進みましたが、今日の穏やかな天気はあの日がウソのようです。

二ノ背髪へ
【二ノ背髪へ (拡大)】

二ノ背髪まで来ました。道標が埋まっていて、登山者の足元に頭だけ見えています。
去年はあまりの暴風に、この二ノ背髪まで来て、小遠見山は断念しました。
すさまじい突風が吹くと、腕力のない私はストック2本と両足の4点支持で踏ん張っても、
頭がブルブル振られ、『怖っ!飛ばされる~~~!』と本当に身の危険を感じた瞬間がありました。

二ノ背髪から小遠見へ
【二ノ背髪から小遠見へ (拡大)】

【登山者の足元に埋まる二ノ背髪道標】

緩やかな登りで小遠見山に着きました。鹿島槍ヶ岳が大きく、爺ヶ岳の左に小さく槍も見えています。

小遠見山
【小遠見山 チラッと槍ヶ岳(拡大)】
鹿島槍ヶ岳~五竜岳
【鹿島槍ヶ岳~五竜岳 (拡大)】

夏秋の小遠見はガスっていたけれど、今日はくっきり!
ほんとに、なんて素晴らしいんでしょう~~~♪

爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳~五竜岳~八方尾根
【爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳~五竜岳~八方尾根 (拡大)】

次の中遠見まで行きましょう♪   嬉しくて何度も立ち止まりシャッターを切ります。

中遠見へ
【中遠見へ (拡大)】

【オオシラビソ帯 あの上へ】

中遠見に着きました。目の前には迫力あるカクネ里の雪渓。2018年に氷河に認定されたようです

中遠見
【中遠見 正面にカクネ里(拡大)】
中遠見山ケルン
【半分埋もれた中遠見山ケルン (拡大)】

目の前の支尾根の合流点を指して、KAZUさん曰く「あそこが天狗の鼻で、冬はあの向こう側から登って、天狗の鼻から鹿島槍ヶ岳へ登ります。」とのこと。「あんな所、登れるんですか?」と聞けば「アブナイ所が好きなんです。」とのこと。多くを語らない方ですけど、きっと鎖やペンキマークで整備されたルートでは物足りないのでしょうね。

帰宅後、そういえば介山荘の年越し常連Nさんから教えて頂いて、昨年の春に読んだ、笹本稜平著「山岳捜査」の舞台がちょうどこの天狗ノ鼻周辺だったと思い出しました。登山地図にはないルートで、こんな所を歩く人いるんだろうかと思いつつ読んだけれど、本当にいるんですね。


中遠見の末端まで行って、大遠見へ行けるか考えつつお昼にしました。

中遠見
【鹿島槍ヶ岳~五竜岳~八方尾根 (拡大)】

今日は北信の山々も素晴らしい。雪があると陰影もはっきりするので、いつまで眺めても飽きません。

雨飾山 焼山・火打山 妙高山 乙妻・高妻山(黒姫山は後ろ) 戸隠山   飯縄山
【雨飾山 焼山・火打山 妙高山 乙妻・高妻山(黒姫山は後ろ) 戸隠山   飯縄山 (拡大)】

大遠見も魅力ですけど、あまり人はいません。けっこう登り返しもあるし、この景色でもう充分満足。
近くには数日前のものと思われる雪ブロックが残っていました。テント泊、凄いですね~

五竜岳
【武田菱の下に大遠見 (拡大)】

【テント跡の雪ブロック】

皆さん下山してしまって、誰もいなくなりました。私たちもそろそろ戻りましょうか。


【下山開始】

【小遠見へ】

帰りは小遠見山の巻き道を通りました。 正面の頚城三山を見ながら二ノ背髪へ。


【小遠見の巻き道】

【二ノ背髪】

振り返ったり、遠くの山々見つつ下山中。

小遠見~二ノ背髪
【振り返る小遠見~二ノ背髪】
北信の山々
【正面には北信の山々 (拡大)】

一ノ背髪まで戻ってきました。名残惜しくて、何度も何度も振り返ってしまいます。

小遠見・二ノ背髪~五竜岳
【一ノ背髪から振り返る   小遠見・二ノ背髪~五竜岳 (拡大)】

雪煙がすごかった地蔵ノ頭。今日は穏やかです。


【帰りたくないなあ~・・・ (拡大)】

【ダケカンバ帯急下りから地蔵ノ頭へ】

地蔵ノ頭に到着。 去年はなかった気がする(ほんと?)新しい展望盤がありました。
リフトの下を通ってテレキャビン駅へ向かいます。  今日の晴天と展望に心から感謝です。

地蔵ノ頭
【地蔵ノ頭】

【アルプス平へ】

やっぱり雪山は素晴らしいと、感謝感激の一日でした。小心者なので遠出しにくい雰囲気でしたが、地元の方のお許しを得て、本当に感謝の雪山ハイクでした。今年は丹沢の雪も少なかったので、やっと冬の山を卒業できます。季節は春。感染予防対策して、そろそろ近場の静かな山へも行こうかなと思います。


コース参照:2020年2月 暴風の二ノ背髪




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