塔ノ岳

とうのだけ(1491m)

新年初めての雪が麓にも積もったので、白い丹沢を期待して塔ノ岳へ行ってきました。
気温が高く、午後には雲が迫ってきましたが、素晴らしい展望を楽しめました。


2022.1.7
(金)
 大倉見晴
茶屋
堀山の家花立
山荘
金冷シ塔ノ岳花立
山荘
堀山の家見晴
茶屋
大倉
晴れ
のち曇り
 07:05着
 07:25発
08:20
08:25
09:30
09:40
10:40
10:55
11:1511:35
12:40
13:1013:50
13:55
14:4015:15着
15:22発


渋沢駅6:48始発のバスはほぼ満員。着いた大倉に、ちょうど朝日が昇ってきました。
皆さんの出発後、のんびりスタート。雪を飾ったロウバイがいい匂いで見送ってくれました。

朝を迎えた大倉
【朝を迎えた大倉 (拡大)】
ロウバイ
【清々しい香り ロウバイ (拡大)】

大倉高原方面は工事中のため通行止めでした。積雪は思ったより少なめです。

雑事場
【雑事場】
見晴茶屋
【見晴茶屋】

白い木々を期待していたけれど、日差しが強く枝の雪はすでに融けていました。


【モミジ坂】

【雪道】

大倉尾根は階段続き。早く堀山の家に着かないかな~と思っていたけど、まだ駒止茶屋でした。
堀山あたりは確か富士見と呼ばれていた記憶だけれど、木々が伸びて富士山も見えなくなりそう。

駒止茶屋
【駒止茶屋】

【富士見からの富士山・・・】

ようやく堀山の家に着きました。しばし休憩。この先も急登が続きます。

堀山の家
【堀山の家】

【階段】

いよいよ花立の階段。気合を入れて、相模湾を振り返りつつ登ります。
小さな雲が浮かんでいるけれど、この時はさほど気にとめませんでした。

花立の階段
【花立の階段】
相模湾 大島
【相模湾 大島】

一歩一歩で花立山荘に到着。時間はかかったけれど、ここまでくれば何とか山頂まで行けそうです。
三ノ塔に雲がかかり始めました。雨降山とも呼ばれる大山はやはり雲がかかりやすいですね。

大山 三ノ塔
【大山 三ノ塔】
花立山荘
【花立山荘】

花立の木道から見る蛭ヶ岳~塔ノ岳。ここからはワクワク楽しい道です。
振り返り見る相模湾。下る時も光る海を眺めながらなので、気持ちのいい花立の木道です。

塔ノ岳へ
【塔ノ岳へ】

【光る海 (拡大)】

西側には富士山はじめ箱根や南アルプスの山々。  鍋割山稜も気持ちよさそう~♪


【愛鷹山塊~富士山~南アルプス   手前に鍋割山稜(拡大)】

キツいけれど、ぼーっと歩ける大倉尾根。馬ノ背のヤセ区間は楽しいけれど、足元には注意。


【馬ノ背】
金冷シ
【金冷シ】

金冷シを過ぎ、最後の登り。普通なら雪も深くなるはずだけれど、今回はさほど変わらず。
でも気温は低いので木々の雪が少し残っていて嬉しい。青と白の世界をちょっとだけ楽しめます。


【塔ノ岳へ】

【青い空 白い雪】

塔ノ岳に到着しました~! 何とか登れてよかった!
バスの皆さんはもっと奥まで進んだのでしょうか、意外に人が少ない。気温はマイナス5℃。

塔ノ岳
【塔ノ岳 到着】
塔ノ岳
【塔ノ岳 山頂 (拡大)】

富士山をはじめ、素晴らしい眺めなのでゆっくり眺望タイムです。


【愛鷹山塊  富士山   南アルプス(拡大)】


【聖岳・赤石岳・悪沢岳    塩見岳    農鳥岳・間ノ岳・北岳(拡大)】

檜洞丸に重なるように見えている大室山と蛭ヶ岳。その間にう~っすらと八ヶ岳も見えています。


【檜洞丸~蛭ヶ岳 (拡大)】

【八ヶ岳 (拡大)】

のんびり眺めていたけれど、ふと見れば大山も三ノ塔も雲に隠れてしまいそうです。
予想以上に雲が迫ってきたので、日差しのあるうちにお昼にしようと慌ててベンチを捜しました。


【雲に隠れてしまった大山 (拡大)】
塔ノ岳
【雲が昇ってきた・・・ (拡大)】

昼食後は、さまざまに姿を変えて移動する雲をず~っと眺めていました。
午後に行こうか迷っていた鍋割山も雲に覆われてきたので断念します。

塔ノ岳
【どんどん迫る (拡大)】

【鍋割山稜 (拡大)】

迫りくる雲をただただ眺めるのも楽しかったけれど、やがてお日様も霞んでしまいました。

塔ノ岳
【太陽も・・・ (拡大)】

【富士山も・・・ (拡大)】

富士山も見えなくなったので、そろそろ下山開始。朝と同じ道をひたすら下ります。


【雲の中へ下山】

【海も太陽も消えた花立】

日差しが強かったので雪解けも早く、麓の雪はだいぶ消えていました。


【堀山の家】

【雑事場】


ほぼ毎年登っていた塔ノ岳は2年半ぶり? 最近は低い山ばかり歩いていたので登れるか心配でしたが、何とか山頂に着いた時はほっとしました。思ったほど積雪量は多くなかったので白い丹沢ではなかったけれど、山頂手前だけでも枝に雪が残り青と白の世界が見えて良かったです。太陽の下で、雲が次々に沸き上がり動いて行くさまを見ているのは楽しいけれど、陰ったとたんに冷え込んでしまうので、やっぱり冬の太陽はありがたいですね。


コース参照:2006年 1月 塔ノ岳
   2015年12月 塔ノ岳
   2016年12月 塔ノ岳




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