武蔵五日市駅8:17発の上養沢行に乗り大岳鍾乳洞入口で下車。養沢神社にお参りし、
簡単朝食を済ますと、バスで一緒だったグループさんは違うルートのようで誰もいなくなりました。

登り始めの崩れそうな急勾配。以前はよじ登った急登も、今はすっかり踏み固められて歩きやすい。
手入れされた植林はやがて緩やかになり、低い広葉樹の新緑が目に沁みるようです。

モミの幼木が多くなり、フイリフモトスミレの葉など見つつ登ると、やがて炭焼き窯跡地です。

雑木林になると露岩が多くなり、岩尾根を登ってベンチのある809mに上がりました。
今年のイワウチワは小さかったの？と思うほど小さな葉。シロヤシオはすっかり終わっています。

この先も『こんなに岩っぽい尾根だったっけ』と思う岩尾根の登りで高岩山に到着しました。

雨上がりの森は本当に瑞々しく、沁みるような緑に包まれながら登って行きます。

片側植林の急な直登になれば展望台もすぐ。　　展望台からは長い金比羅尾根が一望です。

今年は花付きが良くなく、咲き始めも早かったらしいので既に終盤の雰囲気です。

その先の上高岩山のシロヤシオも、何とか雨に耐えて枝に残っていてくれたといった雰囲気でした。

奥の院の花付きも良くないらしいけれど、芥場峠の先から鍋割山へ向かいます。

鍋割山へ寄る人は少なく静かなので、木洩れ日の下で昼食後、短い急下りで奥の院へ向かいます。

巻き道分岐から左上へ。モミとミズナラでしょうか、山門のような立派な大木です。

ヤセた岩尾根で、ぽつぽつ点在するシロヤシオも花はもう終わっていました。

下の男具那社にもお参り。裏のシロヤシオは少し残っていましたがミツバツツジは終わりです。

奥の院からの下りは根が浮き出て抉られた道。こんなに歩きにくかったっけと思いつつ下りました。

カタクリ群生地を抜けて大塚山へ。見上げれば点々とヤマツツジが咲いています。

大塚山に到着。訪れる人が少ないわりにベンチが多い休憩適地なので電車時間調整デザートタイム。

丹三郎尾根も広葉樹が多く気持ちのいい尾根です。西側下の斜面にヤマツツジが多く咲いていました。

尾根を外れて右へ下ると植林続き。ガクウツギやコアジサイの蕾など見ながら登山口に向かいます。