檜洞丸

ひのきぼらまる(1601m)
平成22年12月31日~平成23年1月1日    大晦日の青ヶ岳山荘


2011.1.1
(土)
 初日の出檜洞丸青ヶ岳山荘檜洞丸熊笹ノ峰ベンチ犬越路用木沢出合西丹沢
晴れ
のち曇り
 06:5006:55
07:05
07:10
08:25
08:30
08:40
09:1510:30
10:35
11:3011:55着
12:00発



月と金星
【初日の出前の月と金星】

新年の朝を迎えました。
外に出るときりっとした晴天。
月と金星がきれいに輝いています。

やがて地平線の雲が輝いて、
塔ノ岳の上から新年の太陽が昇ってきました。

明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。

初日の出
【塔ノ岳の上から 初日の出】
元旦の富士山
【元旦の富士山】

初日を拝んだら、今度は急いで富士山へ。
山頂北側に行けば、うっすら染まった富士山。
遠くの南アルプスや八ヶ岳もきれいに見えています。

元旦の檜洞丸 山頂。
新年の太陽に照らされていました。

檜洞丸
【檜洞丸】

小屋まで戻り、蛭ヶ岳方面を見ると、何やらうっすら雲が出てきている。今日は蛭ヶ岳まで行って、道志方面へ下りようかなとも思ったりしていましたが、雲が広がりそうな気配にいつものごとく気力後退。『今日は、もう犬越路から帰ろうかな・・・』の気分になってきました。


青ヶ岳山荘
【青ヶ岳山荘】

小屋に戻り、皆さんと一緒に、お餅焼き。
お雑煮や煮豆、差し入れのお節など頂き、ゆったりした元日の朝を過ごしました。

さて、そろそろ出発。
小屋主の高城さんやお手伝いの方達に見送られて小屋を出ました。
皆さん、いろいろありがとうございました。
また来ますね~


檜洞丸の山頂で祠に手を合わせてから西側へ。
すっかり太陽は高くなって、遠くまで見渡せています。
しかし雲が広がってきて、八ヶ岳は見えなくなっていました。

犬越路方面
【檜洞丸から犬越路方面の展望】

うっすら彩雲
【うっすら彩雲】

真上には、空高く、絹のような雲。
肉眼ではうーっすらと彩雲になっていました。


ここから木の葉さんは戻って、大倉まで縦走とのこと。西丹沢から大倉まで普通に日帰りする木の葉さんにとって今日は軽いコースです。私は南アルプス見つつ、犬越路経由で下山することにしました。木の葉さん、いろいろありがとうございました。お気をつけて~

滑りやすい急下りから整備された木段道を下って、熊笹ノ峰へ向かいました。雪がうっすらなので、注意して下ります。


熊笹ノ峰へ
【熊笹ノ峰へ】
富士山と南アルプス
【富士山と南アルプス】

雲が迫りつつあるものの、しばらくは見えるであろう富士山や南アルプスを眺めながら進んで行きます。寒いけれど気持ちのいい道です。

熊笹ノ峰を過ぎるとベンチのある神ノ川ヒュッテ分岐。周囲は立ち枯れブナが多い。

神ノ川ヒュッテ分岐
【神ノ川ヒュッテ分岐】
大笄のシロヤシオ
【大笄のシロヤシオ】

大笄のシロヤシオは風流な姿できれいに花を咲かせる木で、今は花とも葉とも知れない赤い芽が顔を出していました。


富士山にはもう雲が迫ってきていました。小笄からはゆったり山容の大室山が正面。


富士山
【雲が迫る富士山】

大室山方面
【大室山方面】

大笄から小笄の下までは急な岩稜帯で、鎖場も多いところです。雪が付いていましたが、少しなので滑ることなく下れました。


小笄へのクサリ場
【小笄へのクサリ場】
犬越路
【犬越路】

犬越路トンネル分岐を過ぎ、
スズタケを抜ければ犬越路。

今日は元旦。途中二組に出会っただけで、まだ誰もいませんでした。しばし休憩で、あとはいつもの道を西丹沢まで下って行きました。

西丹沢自然教室は3日まで休館。
バスの乗客は私一人でした。運転手さんは元旦からお仕事で、ご苦労様です。登山者は助かります。


西丹沢自然教室
【西丹沢自然教室】


二度目の山での年越し。今年の檜洞丸も晴天に恵まれ、初日の出も富士山もきれいで、いいお正月を迎えられ感謝でした。青ヶ岳山荘の大晦日。少人数だったので皆さんと言葉を交わすことができ、小さな山小屋での静かな年越しもなかなかいいものでした。今年もまた一年、元気に山歩きができますように・・・



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