裏志賀山

うらしがやま(2037m)

志賀高原の奥に位置する熊の湯スキー場、その近くから静かな森の雪景色を眺めつつ、
トレースのない白い世界を、裏志賀山まで楽しくスノーシューハイクしてきました。


2022.2.25
(金)
 ほたる温泉
 駐車場
渋池志賀山
登山道入口
裏志賀山渋池ほたる温泉
駐車場
晴れ  09:00着
 09:20発
09:55
10:00
10:4512:30
13:05
14:3015:05着
15:15発


昨日は入笠山から長野駅に出て駅前ビジネスホテルに前泊。駅前で車のKAZUさんと待ち合わせ、途中でKAZUさんの山仲間SATOさんも同乗し、今日は3人山行です。熊の湯近くの「ほたる温泉」駐車場で身支度してスタート。スノーシューは幾つか持っているというKAZUさんが私の分も持ってきてくれました。私はサブザックで不要の物は車に置いて行きます。キーンと冷えた空気。気温はマイナス10℃くらい。


二日前にも雪が降ったということで、渋池まで新しいトレースがついています。
振り返ると熊の湯スキー場が見え、4年前あのゲレンデから笠ヶ岳へ向かったのを思い出しました。


【スノーハイクへ】
熊の湯スキー場
【振り返れば熊の湯スキー場】

風がないので歩き出すと寒さは感じない。 真っ白な雪原を気持ちよく歩いて行きます。
振り返れば、雪景色の奥に端正な姿の笠ヶ岳。 小さな山ですがとても荘厳に見えました。

渋池へ
【渋池へ】
志賀笠ヶ岳
【振り返れば志賀笠ヶ岳 (拡大)】

気持ちのいい雪原から樹間の中へ。 ウサギやシカの足跡が奥に伸びています。


【気持ちのいい雪原 (拡大)】

【樹林の中へ】

まっさらな雪の渋池に出ました。「ここならラクですよ。トレースのない雪の上を歩くのは楽しいから正面を目指して歩いてみませんか。」と言って下さり、ここだけ私が先頭。雪が柔らかいのでスノーシューでもけっこう沈むけれど、ふかふか雪の上を一歩一歩進むのは本当に気持ちよくて楽しい。振り返ると、KAZUさんは私の後ろを歩いていましたが、元アルペンスキー選手だったというSATOさんのトレースはターン型。さすが、きれいな形ですね~

渋池
【渋池 正面の樹間めざして(拡大)】

【アルペンスキーターン型トレース!(拡大)】

しばらくは明るい林間や木陰の林間。


【明るい林間】

【木陰の林間】

途中から志賀山と鉢山の間に進んで行きました。

志賀山登山入口?
【志賀山登山入口あたり?】

【正面ピークの更に奥へ】

四十八池の西側あたりから大きく開け、高いオオシラビソの間を進みます。
雪原のノートレースは楽しいのでそれぞれで進み、合流して進む方向を協議しながら簡単ランチ。


【四十八池平原?】

【四十八池の北から左上へ (拡大)】

傾斜が強くなると男性二人交替でラッセル。こちらの雪はサラサラなので
スノーシューでもけっこう沈み、私は最後尾でもついて行くのが大変でした。
面白いのはお二人のラッセルの違い。アルペンスキーのSATOさんは斜上しながらのターン型。


【SATOさんは斜上】

【膝まで埋まる】


急峻な岩好きKAZUさんは直登がお好き。慣れない私はスノーシューが引っかかり、思わず
「歩幅短くして下さ~い!胸まで足を上げないといけないから大変で~す!」と叫んでしまいました。


【KAZUさんは直登!】

【雪のトンネル (拡大)】

傾斜が緩むと、ほっとひといき。   木々の間から志賀山が見えてきました。


【緩やかになった♪】
志賀山
【志賀山が見えてきた (拡大)】

あちらは志賀山、なんてきれいなんでしょう~♪  一段下の肩も真っ白に輝いています。 
目指すは右手の裏志賀山。標高は志賀山より2m高く、あの奥には急峻な急登が待っていました。

志賀山
【志賀山  美しい♪(拡大)】

【裏志賀山はあの奥 (拡大)】

ようやく最後の急登。ここは更に雪深く、男性二人もラッセルに苦労して、時々沈没。
直登好きなKAZUさんが先頭だと大変で、振り返れば転げ落ちそうでした。


【先頭さんは・・・直登がお好き】

【振り返る】

ようやく頂稜に出ました。雲がかかっていた笠ヶ岳も今はきれいな青空の下です。

志賀笠ヶ岳
【振り返れば笠ヶ岳 (拡大)】

【もうすぐ裏志賀山山頂?】

すっかり埋もれているけれど、この辺が裏志賀山山頂とのこと。素晴らしい展望です。
目の前には横手山と、下に四十八池。端正な姿の笠ヶ岳はやはり目を引きますね~ 

裏志賀山山頂
【横手山・四十八池    鉢山             笠ヶ岳   志賀山(拡大)】

裏志賀山の頂稜は長く、石祠のある山頂はこの先だけれど雪の中でしょう。
周囲は真っ白なモコモコ雪で飾られ、ツボ脚で踏み込んだら体ごと沈みそうです。

裏志賀山
【裏志賀山 山頂 (拡大)】
裏志賀山
【吹き溜まりは3m以上? (拡大)】

それぞれ心ゆくまで写真を撮って、笠ヶ岳見つつ、そろそろ下山でしょうか。


【そろそろ下山】

【熊の湯スキー場  笠ヶ岳 (拡大)】

横手山のゴンドラは動いていないようです。   来年は志賀山を目指す相談かな?


【横手山 四十八池(拡大)】
笠ヶ岳   志賀山
【笠ヶ岳   志賀山(拡大)】

下りになるとKAZUさんは急に速くなって、ビックリ。スノーシューでこんな斜面をどうしたら駆け下りる事が出来るのでしょう。思わず「KAZUさ~ん、はやすぎ~! もっとゆっくり下って下さ~い!」とまた叫んでしまいました。ご本人は「雪山は嬉しくて、速くなっちゃうんだよね~」と本当に嬉しそう。


【えっ・・・! (拡大)】

【KAZUさん はやすぎ~!(拡大)】

四十八池見つつ下山。途中の林間ではKAZUさんが古いピンクテープを新しく交換していました。


【四十八池見つつ】

【ピンクテープ取り換え】

傾斜が緩むと往きとは違う道へ進み、広い雪原を笠ヶ岳見つつ歩きます。


【どこ行くの~?  帰りは違う道?】

【笠ヶ岳トンガリピーク】

最後は真下の駐車場へ向かい、急斜面を下りました。


【日陰になった笠ヶ岳】

【駐車場へ】


コロナ禍で横手山も熊の湯もスキー場は休業なのか、誰にも会わない静かな裏志賀山でした。白い景色は美しく、ノートレースのふかふか雪原を歩くのは気持ちよく、急登は大変だったけれどとても楽しい経験でした。お二人とも私より数歳若いだけなのに、雪と岩好きKAZUさんの雪山に対する情熱や、最近登山に目覚め関東甲信越の踏破に明け暮れるSATOさんの行動力は素晴らしく、ラッセルのお陰で私でも登れたことに感謝の一日でした。


コース参照:2018年10月 秋の志賀山




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