ようやくスタート。今年は雪が多いので入笠湿原は真っ白。遊歩道の柵も隠れています。

白い雪の中に立つ白いシラカバも、抜けるような青空に映えてとてもステキ。

中央の大きな案内板、脚が隠れていました。

昼食は下山の時にマナスル山荘で、と思っていたけれどなんと休業中。平日だからかな、残念！
往きはフカフカ雪が深く、楽しそうな明るい花畑スロープを登ることにしました。

雪の時期しか行けない最上部まで登って、林間コースの稜線へ急登します。

こちらも雪たっぷり。迂回コース・岩コースの分岐がわからず、途中から直登しました。

どこもかしこも雪モコモコ。　　あちこちにトレースがついていました。

入笠山山頂に到着。ここは吹き曝しで雪が飛ばされていることが多いけれど、今年は白い。
気温はマイナス8℃くらいですが、風が弱く日差しも強いので雪景色もゆっくり楽しめそうです。

八ヶ岳の稜線には少し雲がまとわりついているけれど、蓼科山～権現岳までよく見えます。

奥秩父や大菩薩方面までうっすら見えていて、富士山や南アルプスも頭を出しています。

中央アルプスも一望。　　　ちょっと離れて御嶽山。

遠くは北アルプス。点々と薄い雲に隠れているけれど白馬の方までうっすら見えていました。

そして何といっても目の前の八ヶ岳。午後の光に、岩も雪も輝いているようです。
寒さがないので1時間以上もゆっくり眺めながら、念のため持ってきたパンで簡単お昼にしました。

下山のトレースも迷走。サルオガセに誘われ林の奥へ行ったり、ダケカンバの稜線コースに戻ったり。

八ヶ岳は午後になるほど雲がとれて、ゴンドラ乗り場でも名残惜しく、しばし眺望タイム。

帰りのシャトルバスからは、雲のなくなったきれいな姿の八ヶ岳が見送ってくれました。
このあとは松本経由で長野駅へ向かい、駅前のビジネスホテルに前泊します。