入笠山

にゅうかさやま(1955m)

この夏は猛暑続き。そろそろ終わって欲しいと願いつつ、あの花に逢いに入笠山へ。
不安定な天気で展望は残念でしたが、涼しい高原の空気の中で素敵な花たちを愛でてきました。


2020.9.2(水)曇り  ゴンドラ駅入笠湿原花畑入笠山花畑入笠湿原ゴンドラ駅


家を出る時は雨でしたが、西へ進むにつれ青空が広がりました。シャトルバス、今日の乗客は5名。
コロナ対策のため住所氏名など記入してゴンドラ乗車券購入。が、着いた山頂駅はガスでした。残念。


【富士見駅から無料シャトルバス】

【ゴンドラ山頂駅】

今日は花が目的なので、むしろ涼しいほうがいいかなと気を取り直し、スタート。


【入笠湿原入口へ】

【静かな入笠湿原 (拡大)】

入笠湿原に入ると早速マツムシソウが迎えてくれました。いつ見てもエレガントで美しいですね~♪


【マツムシソウ (拡大)】

【マツムシソウ花盛り (拡大)】

ウメバチソウやリンドウもたくさん咲いていますが、サワギキョウは・・・やっぱり遅かったみたい。


【湿原木道】

【サワギキョウ (拡大)】

でも一番のお目当てアケボノソウは、とてもきれいに咲いていてくれました。ありがとう~♪


【アケボノソウ (拡大)】

【明けの星々 (拡大)】


クサレダマ 咲き残り

ウメバチソウ 花盛り

ベンケイソウ

エゾリンドウ 花盛り 

霧に包まれた湿原も風情があって素敵。 シラカバの白とリンドウの紫がとてもシックです。


【シラカバ リンドウ (拡大)】

【入笠湿原 (拡大)】

晴れて暑い日の登りは木陰コースへ進むけれど、今日はガスで涼しいので花畑へ。


【花畑へ】

【白い空  白い花】

ススキのなかのキキョウも、これぞ日本の秋という風情です。


【秋の風情 (拡大)】

【晩夏のいろどり (拡大)】

いつもの岩場コースで山頂に着くと、入れ違いに先客さんが下山を始めました。
真っ白で展望のない入笠山も、誰もいない入笠山も初めて。シーンと静か。無になるひととき。


【迂回コース⇔岩場コース】

【入笠山 山頂】

迂回コースで下り、今日のお昼はビーフシチュー。のはずが、なんと休館? またまたガックリ~!


【サルオガセ】

【マナスル山荘 休館!!】

予備のおにぎりで簡単ランチ。 帰りも花畑をそぞろ歩いて湿原へ向かいました。


【色いろいろ(拡大)】

【花畑 (拡大)】


コオニユリ

シモツケソウ 終盤

キキョウ

ヤナギラン 咲き残り

入笠湿原の木道は楽しい散歩道。ゴマナとアキノキリンソウはどこでも花盛りです。


【入笠湿原(拡大)】

【アキノキリンソウ】

ゴマナは林の奥までずっと続き、ここまで群生していると、地味な花でもステキに思えます。


【ずっと奥まで白菊 (拡大)】

【ゴンドラ駅へ】

ゴンドラ駅へ登り返すと、林の中にはレンゲショウマが咲いていました。やっぱり可愛い花ですね~


【林の中に うつむく姿(拡大)】

【レンゲショウマ (拡大)】

青空の下、雲で隠れた八ヶ岳見つつ、いつものルバーブミックスソフトで締めくくり。
山麓駅の売店には地場野菜の即売があり、ザックいっぱい買いこんでシャトルバスに乗りました。


【すずらん公園のフシグロセンノウ】

【青空の八ヶ岳方面】


不安定な天気が続いていましたが、雨に降られることなく、涼しい山の空気に浸りながらお目当ての花たちを愛でることができました。平日とはいえコロナの影響でしょう、人気の入笠山も人が少なく、ゴンドラ係員さんもバス運転手さんも丁寧に対応してくれました。早く以前の日々が戻るといいですね。


コース参照:2011年8月 入笠山    2019年2月 入笠山    2019年6月 入笠山

 入笠山の花々




前回:唐松岳     HOME     山域別     御岳山・大岳山